寄付を受付中 生活クラブ福祉事業基金<助成先の紹介 その4>
「生活クラブ福祉事業基金」は、組合員やCO・OP共済《たすけあい》契約者からの寄付を、生活クラブグループの単協や団体へ助成して、生活クラブらしい福祉をひろげるしくみです。
地域で福祉事業をスタートさせるには人材や開業資金などの点で一団体の単独では実行が難しいことがあります。そこで、生活クラブらしい福祉事業の芽をグループ全体の力で育てるしくみとして「生活クラブ福祉事業基金」を設立しました。一人ひとりの寄付が、生活クラブの福祉事業をひろげるための、とても大切な一歩となります。
地域で福祉事業をスタートさせるには人材や開業資金などの点で一団体の単独では実行が難しいことがあります。そこで、生活クラブらしい福祉事業の芽をグループ全体の力で育てるしくみとして「生活クラブ福祉事業基金」を設立しました。一人ひとりの寄付が、生活クラブの福祉事業をひろげるための、とても大切な一歩となります。
ワーカーズ・コレクティブが担う地域福祉事業を応援
居場所で活用するDVD視聴装置の整備
ワーカーズ・コレクティブぽんこたん(生活クラブ生活協同組合北海道 推薦)
助成額 342,132円
ワーカーズ・コレクティブぽんこたんは、生活クラブ福祉事業基金の助成金で購入したDVD視聴装置を活用し、多世代の居場所「スペースぽんこたん」でDVD「たすけあいシンプルエクササイズ」を上映し、高齢者を対象とした体操を企画しています。これまで体操をしたことがなかった参加者も「とても気持ちがいい」と喜んでいます。新型コロナウイルス感染拡大でときに休止を余儀なくされながらも、工夫をして開催しています。
生活クラブ福祉事業基金の助成金でDVDプレイヤーなどを購入
生活クラブ北海道は、市民の自発的な活動を様々な形で地域に展開する、市民参加型福祉をすすめてきました。2020年6月、安心して住み続けることのできる地域づくりをめざして、「生活クラブ館・とよひら」が札幌市豊平区にオープン。多世代交流の場として、1階には生活クラブの食材を使ったヘルシーでおいしいランチを提供する「かふぇ ぽんこたん」、2階には多世代の居場所「スペースぽんこたん」、3階には居宅介護支援事業所「生活クラブケアプランセンター」があります。隣地には生活クラブデイサービスセンター「デイこたけ」もあり、地域福祉をすすめる拠点となっています。
カフェと居場所を運営するワーカーズ・コレクティブぽんこたんは、地域のさまざまな人が集う企画やイベントに活用するために、DVD視聴に必要なプレーヤー、プロジェクター、スクリーン、スピーカーなど一式を生活クラブ福祉事業基金の助成金で購入しました。豊平区は住民の4人に1人は高齢者という地域。まずは、高齢者を対象とした椅子に座って行なう体操を収録したDVD「たすけあいシンプルエクササイズ」*を使用した企画を計画しました。地域の人たちに「軽い負荷で筋肉をつける体操で、健康寿命を延ばしましょう。どなたでも参加できます」と呼びかけるチラシを配布したり、カフェに来る人に声をかけたりして、開催を心待ちにしました。
*北海道たすけあいワーカーズ制作(理学療法士監修)
ワーカーズ・コレクティブぽんこたん(生活クラブ生活協同組合北海道 推薦)
助成額 342,132円
ワーカーズ・コレクティブぽんこたんは、生活クラブ福祉事業基金の助成金で購入したDVD視聴装置を活用し、多世代の居場所「スペースぽんこたん」でDVD「たすけあいシンプルエクササイズ」を上映し、高齢者を対象とした体操を企画しています。これまで体操をしたことがなかった参加者も「とても気持ちがいい」と喜んでいます。新型コロナウイルス感染拡大でときに休止を余儀なくされながらも、工夫をして開催しています。
生活クラブ福祉事業基金の助成金でDVDプレイヤーなどを購入
生活クラブ北海道は、市民の自発的な活動を様々な形で地域に展開する、市民参加型福祉をすすめてきました。2020年6月、安心して住み続けることのできる地域づくりをめざして、「生活クラブ館・とよひら」が札幌市豊平区にオープン。多世代交流の場として、1階には生活クラブの食材を使ったヘルシーでおいしいランチを提供する「かふぇ ぽんこたん」、2階には多世代の居場所「スペースぽんこたん」、3階には居宅介護支援事業所「生活クラブケアプランセンター」があります。隣地には生活クラブデイサービスセンター「デイこたけ」もあり、地域福祉をすすめる拠点となっています。
カフェと居場所を運営するワーカーズ・コレクティブぽんこたんは、地域のさまざまな人が集う企画やイベントに活用するために、DVD視聴に必要なプレーヤー、プロジェクター、スクリーン、スピーカーなど一式を生活クラブ福祉事業基金の助成金で購入しました。豊平区は住民の4人に1人は高齢者という地域。まずは、高齢者を対象とした椅子に座って行なう体操を収録したDVD「たすけあいシンプルエクササイズ」*を使用した企画を計画しました。地域の人たちに「軽い負荷で筋肉をつける体操で、健康寿命を延ばしましょう。どなたでも参加できます」と呼びかけるチラシを配布したり、カフェに来る人に声をかけたりして、開催を心待ちにしました。
*北海道たすけあいワーカーズ制作(理学療法士監修)
生活クラブ館・とよひら
DVDを活用した体操で、身体機能の低下と孤立を防ぐ
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の時期と重なり、延期せざるを得ませんでした。その後も、開催予告と休止連絡を繰り返し、2021年10月に人数制限をして何とか再スタートすることができました。折しも、感染予防のために家に閉じこもりがちになった高齢者の、身体機能の低下と孤立が社会的にも問題になっていました。これまで体操をしたことがないと消極的だった参加者は、終了後に「体を動かすことができて、とても気持ちがいい」といきいきした表情をしていました。また、体操後の懇談のひとときも好評で、ワーカーズメンバーの中秋秀子さんは「皆さんがうれしそうに交流されるのを見て、人と会って話すことの大切さを再確認しました」と言います。身体機能の維持とともに、孤立予防のために外出を促すきっかけにもなっています。中秋さんは「他の体操も加えながら企画内容を充実させ、地域の方の参加を募っていく予定です」と、前向きです。
ワーカーズ・コレクティブぽんこたん副代表の菊池美智江さんは「コロナの影響でスタートが遅れ、居場所づくりも試行錯誤ですが、福祉事業基金を活用した事業だという思いが、私たちを後押ししてくれています。高齢の方だけでなく、子どもたちや親子など、地域の多くの人が気軽に集える場をつくり出していきたいと思っています」と話します。地域福祉の担い手を応援する福祉事業基金を活用した事業が、つながりのある豊かな地域社会をつくり出していきます。
みんなで体操
みんなで体操
楽しい懇談の時間
【2022年1月20日掲載】