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生活クラブ福祉事業基金

生活クラブ福祉事業基金とは
「生活クラブ福祉事業基金」は、組合員やCO・OP共済《たすけあい》契約者からの寄付を、生活クラブグループの単協や団体へ助成して、生活クラブらしい福祉をひろげるしくみです。

当初、この基金は、CO・OP共済《たすけあい》契約者からの割戻金(相当額)の寄付を活用するしくみとして始まりました。共済掛金を「組合員や家族の病気やケガに備える」だけではなく、「みんなが安心して暮らせる地域をつくる」ために活用することにしたのです。
 
その後、「《たすけあい》の契約はないけど、寄付に参加したい」という組合員の思いが寄せられたため、現在は組合員どなたでも寄付に参加できるしくみとなっています。
生活クラブグループ全体の力で、新しい福祉事業を育てます
超高齢社会の現在、少子化・保育所不足・生活困窮・障がい者支援の脆弱さ・労働条件の低さなど、福祉に関わる問題は山積みです。公的な財源も不足しているといわれています。誰もが幸せに暮らすために、多岐にわたる分野の福祉事業をひろげることが生活クラブグループに求められています。

しかし、地域で福祉事業をスタートさせるには人材や開業資金などの点で一団体の単独では実行が難しいことがあります。そこで、生活クラブらしい福祉事業の芽をグループ全体の力で育てるしくみとして「生活クラブ福祉事業基金」を設立しました。一人ひとりの寄付が、生活クラブの福祉事業をひろげるための、とても大切な一歩となります。

 
生活クラブの福祉をひろげる「生活クラブ福祉事業基金」(動画 約4分50秒)

 
 

福祉事業基金への寄付の方法

各年度ごとの詳細が決まりしだい、配布ニュースやウェブ記事、郵便などで組合員やCO・OP共済《たすけあい》契約者にご案内いたします。
例年、8月下旬ごろから寄付の受付けを開始しています。

*下の関連記事一覧もごらんください。

 

これまでに寄せられた寄付の実績


■寄付金額と寄付人数の推移

 

助成先

 2023年度 

ホームタウンみなみ多世代食堂・持ち帰り型フードパントリー(Minnade)の立ち上げ
横浜みなみ生活クラブ 助成額 121万2,254円

地域の多世代の居場所へ
横浜みなみ生活クラブ、生活クラブ・神奈川、NPO法人さくらんぼと共同企業体を立ち上げ、横浜みなみ生活クラブ旭センターの3階部分(旧独身寮と元食堂部分を2022年12月から改修工事着工)を活用し、多世代食堂・持ち帰り型フードパントリー(Minnade)、
保育スペース(Mitete)、ケア付きシェアハウス(Nagomo)を立ち上げました(2023年4月より)。横浜みなみ生活クラブでは、多世代食堂と保育スペース部分を担い、生協の施設である配送センターを地域に開き、地域の多世代の居場所として、また、これまで継続的に2階会議室を横浜市旭区の「赤ちゃん教室」に貸していたこともあり、子育て世代のつながりづくりや子育て中にほっと一息つける場所としていきます。
また、多世代の居場所として困窮者支援、子どもの貧困問題の解決、地域のつながりづくりを目的とした食堂・フードパントリー(持ち帰り型)を最初は月1回程度開催します。
チラシ印刷やポスティング費用などの広報費、多世代食堂用の冷蔵・冷凍庫など生活クラブ福祉事業基金の助成金を活用します。
この事業を立ち上げることで、地域の課題解決に寄与していきたいと考えています。

ホームタウンみなみ ケア付きシェアハウス(Nagomo)の立ち上げ
特定非営利活動法人 さくらんぼ(横浜みなみ生活クラブ・生活クラブ神奈川推薦) 助成額79万9,842円

女性の自立生活の順調なスタートを支援します
特定非営利活動法人さくらんぼでは、ケア付きシェアハウス部分を担い、住居を失った状態にある女性、もしくは、住居を失うことが予想される女性に住居を提供します。
生活コーディネーターを配置し、就労のこと、食のこと、(母子の場合)子どもの保育のことなど、暮らしの中の困りごとに耳を傾けながら、解決に向けての並走をしていきます。
住まいを中心とした複合的な支援を行うことで、利用者が安心して社会に戻るための環境を提供していきます。

・2023年4月開始、部屋数は5部屋・うち1部屋は母子対応の居室の提供予定。
ケア付きシェアハウスに必要最低限の設備費(寝具一式や洗濯機など)に生活クラブ福祉事業基金の助成金を活用します。
スタッフによる巡回見守り、生活コーディネーターによる相談等対応の提供も行い、困難を抱えた女性の居場所として、女性の自立生活の順調なスタートを支援していきます。


 
 2022年度 

移転に伴う新厨房設置による配食サービス拡充
ワーカーズ・コレクティブあいあい 助成額 300万円

高齢になっても働きやすい配食サービス
「ワーカーズ・コレクティブあいあい」は、高齢になっても住み慣れた地域で暮らすことを支えるため、食を通した支え合いのしくみとして、16人の女性市民によって1994年12月にスタートしました。あいあいと同じく「麻生生活館」を拠点とする「ワーカーズ・コレクティブこもれび」「ワーカーズ・コレクティブそよかぜ」「百合丘地域包括支援センター」との強い連携により、同業者が増える中でも27年間継続して事業を行なうことができました。
その一方で、働くメンバーを増やすことはあまりできませんでした。ここ数か月でも応募は6件程(多くは60~70歳代の方)ありましたが、厨房での研修ができない状況でした。その大きな原因は厨房の状況にありました。何か所も段差があり、転倒事故が発生したこともあります。

麻生生活館の老朽化をうけて新たに建設された複合拠点「るーむら麻生」(2022年4月開所)に、麻生生活館で連携してきた団体とともに移転することとなりました。しかし、食事サービスが受けられる補助金・助成金を探してもなかなか見つからず、小さなワーカーズ・コレクティブにとって莫大な費用の捻出は大きな課題でした。
 
るーむら麻生
移転先の複合拠点「るーむら麻生」

今回「生活クラブ福祉事業基金」からの助成金を、るーむら麻生での働きやすい環境整備の費用に充てることができました。実際に、すでにメンバーとなる意思のある方(生活クラブ神奈川の組合員)が2名いるなど、メンバーの増加が期待されます。この10年ほど新たなメンバーの加入がなかったことを考えると、とても大きな前進です。現在のメンバーも多くは20年以上勤務のベテランですが、安全な厨房で安心して働き続けることができます。今回の整備を、配食サービスの拡充へとつなげていきます。
 

 2020年度 

 

居場所の立ち上げ
生活クラブ大阪 助成額 298万 3,750円

気軽に立ち寄っておしゃべりできる常設の居場所
常設の居場所の開設などを目標に掲げた福祉政策の決定から、足かけ4年にわたる活動が大きく前進しました。「エッコロ委員会 香里ブロック居場所づくり部会」のメンバーが中心となって、場所探しなど進める中で、枚方市の都市再生機構のテナント物件が浮上しました。子育て世代から高齢者までが暮らす大規模な団地内にあり、地域もイメージも居場所にぴったりな上に、子育て支援を行なう団体は賃料が半額に減免される制度があり、申請し受理されました。部会メンバーの夢が大きく膨らみました。空き店舗の壁、床、空調設備、トイレ、照明などを改装し、居場所仕様に整える内装工事、広報用のパンフレット制作に、福祉事業基金の助成金を活用します。

誰もがふらっと気軽に立ち寄れるのが魅力の居場所で、組合員はもちろんのこと、地域の人たちの幅広い交流が生まれ、新しい動きが始まることが期待されます。目の前にけやき並木が広がるみんなの居場所「よりみち」は11月28日オープンです。


居場所で活用するDVD視聴装置の整備

ワーカーズ・コレクティブぽんこたん(生活クラブ生活協同組合北海道 推薦) 助成額 34万 2,132円

DVDを活用した体操で、高齢者の元気を応援!
2020年6月に竣工した地域福祉の拠点「生活クラブ館・とよひら」。2階にあるスペースぽんこたんではワーカーズ・コレクティブぽんこたんが中心となって、誰もが気軽に集える居場所づくりを進めていきます。この度の助成金でDVD視聴装置を整備し、主に高齢者を対象にしたDVD「たすけあいシンプルエクササイズ」を活用した体操の企画を毎週1回行なっていきます。コロナ禍で外出や人と人が集うことが制限され、家に閉じこもりがちになった高齢者の日常生活動作の低下が懸念されています。自宅で暮らす人たちの孤立や機能低下を予防するとともに、外出の機会を提供していきます。今後は状況を判断しながら、子どもたちの集まりや子育て中の親子のくつろぎの場など、地域の多くの人が参加できる企画も検討していきます。DVD機材も活用してゆるやかな人のつながりをつくり、誰もが暮らしやすい豊かな地域社会を目ざしていきます。
*たすけあいワーカーズ制作(理学療法士監修)


就労継続支援B型事業における送迎サービス

企業組合ワーカーズ・コレクティブ紙ふうせん(生活クラブ千葉推薦) 助成額 159万 5,903円

「㈽ワーカーズ・コレクティブ紙ふうせん」は1996年にリサイクルショップからスタートし、生活クラブの消費材と有機野菜で作るレストランやお弁当販売、居場所づくり、便利屋さん事業など、地域のニーズに応える幅広い活動を展開しています。2019年1月に社会的に弱い立場の人や障がいを持つ人たちと一緒に行なう「共に働く」場として、就労継続支援B型事業所を開設しました。

多くの事業所では全員が同じ作業をすることが多いのですが、紙ふうせんでは利用者のニーズの合わせてその人がやりたいこと、できることを選ぶことができます。ワーカーズメンバーと一緒にレストランの接客や厨房で調理をしたり、人と会うのが苦手なら紅大豆の袋詰め作業、戸外の作業が向いているなら有機野菜の畑仕事、などもあります。

障がいの特性やその人の抱える困難によっては送迎サービスが必要です。自力通所が困難な利用を迎えるために助成金で車を購入しました。送迎だけでなく、車で施設外就労のJ F S Aの作業に行くこともできるようになりました。利用者が増えれば、加工事業等の生産量を増やして利用者の工賃をあげることができます。また、障害福祉サービス給付費が増加するので、経営が安定し支援の質の向上にも繋がります。
*古着を活用した事業で、貧困で教育を受けられないパキスタンの子どもたちの自立を支援する団体


◇助成を受けて 
 社会との繋がりを見つけにくい人や一般就労が困難な方が「紙ふうせん」に楽しく通って少しでも働く喜びを感じ、次のステップに繋げられることを目ざしています。8割もの人が通所にストレスを感じていたので、車が購入できたことは事業の大きな弾みになります。自力で通所できるようになった人もいて、「一人一人できることを一歩ずつ」を実感する日々です。
(就労継続支援B型「紙ふうせん」 管理者 宮野洋子さん)
 2019年度 

フードバンクを広げる地域連携事業
公益社団法人 フードバンクかながわ (生活クラブ神奈川推薦) 助成額 105万円

個人や団体から 「フードバンクかながわ」に寄贈された食品は、県内の子ども食堂・地域のフードバンク・社会福祉協議会などに提供され、様々な理由で生活に困窮している人などに届けられています。この活動は現在社会が生み出した貧困問題と向き合うことです。食品を手渡すことで支援の道を開いたり、食品を提供することで貧困への問題意識を持つ人を増やすことができます。誰もが安心して暮らせる地域社会をどのようにしてつくっていくかを構想し、フードバンクの活動を発展させることによって、他団体や地域との連携をさらに深める「地域連携事業」を展開することが可能になります。

2019年度第2回福祉事業基金の助成金を活用し、フードバンクかながわの構成団体の生協、JA、労働組合が参加する政策提言研究会を隔月で開催しました。地域のフードバンクの関係者や食支援の団体との情報交換会も開催しました。情報交換会では、フードロスの問題や地域のフードバンクの運営の課題、自治体との委託のなどについて情報交換を行ないました。また、地域にフードバンクをつくる活動も進めていきます。

◇助成を受けて           
貧困へのアウトリーチが難しい社会になっています。2018年度の助成で制作したパンフレットやチラシはS O Sの声が上げづらい現実を多くの人に知ってもらう機会になりました。2019年度第2回助成金は、地域連帯を拡充するために活用し、食支援の実効的なネットワークづくりを目指すフォーラム開催や食品ロス削減への政策提言などを行なうことができました。地域のセーフティーネットを細やかに広げていくためにフードバンクの事業を進めていきます。
(フードバンクかながわ 事務局次長 土山雄司さん)
 2018年度 

フードバンク事業開始時の広報
公益社団法人 フードバンクかながわ (生活クラブ神奈川推薦) 助成額 12万円

「フードバンクかながわ」は、生活クラブ神奈川が県内の生協や労働団体とともに設立しました。助成金を活用して、フードバンクかながわの活動や寄贈依頼について広報するためのリーフレットやポスターを作成しました。

「食品寄贈団体」(「フードバンクかながわ」への提供元)の登録は31団体(企業・生協・フードバンク・農協・病院・小学校)に増え、「提供団体」(「フードバンクかながわ」からの提供先)の登録は93団体(行政・社協・社福、NPO・市民団体)に増えました。その結果、2018年度の食品寄贈は28万6,000点(46.4トン)となり、食品提供は24万6,000点(39.7トン)になりました。

これらの活動をすすめる中で、地域フードバンク・子ども食堂・居場所や学習支援を行なっている団体や、行政や社協との連携が深まっています。これからも、食品ロスを低減し食べ物の価値を活かしながら、地域のたすけあいをすすめていきます。

 
◇助成を受けて
フードバンクかながわをきっかけに、社会的弱者の支援はもちろん、地域でもっと福祉の取組みが充実すればと考え、この取組みを立案しました。どんな方でも自分らしく生きていけるたすけあいのしくみを、生活クラブのみなさんと確立していきたいと考えています。
(フードバンクかながわ 代表・當具伸一さん)


共生型デイサービス開業に向けての人材育成研修

生活クラブ山梨 助成額 215万 8,000円

生活クラブ山梨が初めての福祉事業としてデイサービス事業を始めるにあたり、資金が不足し、経験を持った人材もいませんでした。そこで、助成金を活用して、社会福祉法人「生活クラブ風の村」(千葉県)に職員を派遣し、人材育成研修を受けました。2018年に130時間の介護職員初任者研修を受講し、11月に資格を取得することができました。

生活クラブのたすけあいの理念にもとづいた福祉事業を先進的かつ多様に展開している「生活クラブ風の村」で学んだ職員は、今後「生活クラブ10の基本ケア」(介護における考え方やケアの方法)などについて他のスタッフに広めていきます。現在は、2019年6月(予定)の事業開始にむけて、一般社団法人設立、改装、備品準備、スタッフの配置・研修などを進めています。

デイサービス事業にとどまらず、地域に必要なたすけあい事業をひろげていく起点としていきます。

◇助成を受けて
これまで資金不足のため、生活クラブ山梨でなかなかすすめられなかった福祉の取組みを、福祉事業基金による応援のおかげですすめられるようになったこと、本当に感謝いたします。今後は高齢者だけでなく、障がい者や子どもたちにも役立つ、誰もが住みやすい「共生」を目的とした取組みをすすめていく予定です。
(生活クラブ山梨理事長 上野しのぶさん)


配食サービス開業時の広報

ワーカーズ・コレクティブ 蒲公英(たんぽぽ) (
生活クラブ山梨推薦) 助成額 20万 4,000円

新たに始めた配食サービス事業の広報用リーフレットの作成に助成金を活用しました。

ワーカーズ・コレクティブ蒲公英(たんぽぽ)は「レストラン事業(たんぽぽ食堂)」「助け合い事業」「つながる広場事業」の3つの事業で地域づくりに取り組んでいます。最近はひとり暮らしの高齢者が増えたため、配食のニーズが増えました。そこで、手作り弁当の配食サービスを始めました(2018年7月)。

リーフレットは10月に完成し、出来栄えはとても好評です。配食サービスについてはもちろんのこと、食堂や広場についてもアピールすることができるものとなりました。その効果もあってか、現在は平均で月60食になっています。

今後は「助け合い事業」との連携をすすめること、配食サービスが見守り機能も持つことをめざしていきます。

◇助成を受けて
配食サービスをしてほしいというたくさんの声を聞いたとき、お客を待つだけでなく、こちらから積極的にお届けする、声をかけていくことも大事なんだと感じました。もっとたくさんの人にこの取組みを知って満足してほしいと思い、助成金利用の申請をしました。小規模事業だから作れる、利用者一人ひとりのニーズに合ったお弁当をお届けしていきます。
(ワーカーズ・コレクティブ蒲公英(たんぽぽ)明石泰子さん)

 

   
 

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