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生協の食材宅配【生活クラブ】
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日本は食料自給率が低いって聞くけれど、生活クラブの消費材はどうなの?




 
「食料自給率」とは、日本国内に供給された食料のうち、何割が国内で生産されたものかを示す指標のことです。日本の食料自給率は長期的に低下を続け、先進国では最低水準となっています。消費材の原料の自給率について、いっしょに考えてみましょう。
自給率の算出方法には品目別に重量で計算する重量ベースと、国内に供給される食料全体の自給率を熱量で換算するカロリーベース、金額で換算する生産額ベースがあります。2021年度時点の自給率は、カロリーベースで38%、生産額ベースで63%です。日本は油脂類の原料の多くを輸入しているため、カロリーベースの自給率の数値が低くなっています。
出典:農林水産省WEBサイト「知ってる?日本の食料事情」

日本の食卓の定番の多くは“国内製造”でも原料は輸入

日常的に食卓にのぼる食べものの食料自給率(重量ベース※)は、お米は98%なのに対し、小麦はわずか17%。ほかには、豚肉は49%、大豆は7%しかありません。 “国内製造”と書かれていても、食品表示を見ると海外産の原料を使用している場合もあります。輸入の原料は国際情勢などに供給が左右されたり、つくり方が分からなかったりすることも多いのが実情です。こうしたリスクへの備えや安全性を確保するために、生活クラブでは自給率のアップに取り組んでいます。

※ 1年間に国内で消費に回された食料の量に対し、国内で生産された量の割合を対象品目別に示したもの
 

生活クラブの消費材はできる限り国産原料を使用


生活クラブでは、国産原料の使用を追求するために、組合員と生産者が意見を交わしながら、消費材に使用する原料の一つひとつを選び抜いています。たとえば「ホットケーキミックス」には、海外産の小麦粉を使用するのが主流のなか、国産の小麦粉を使用しています。「餃子」には、消費材の豚肉を使用。野菜や皮に使用する小麦粉も国産です。さらに「トマトケチャップ」は、原料の加工用トマトは国産100%。収穫には組合員が参加し、提携生産者のコーミ株式会社などとともに産地形成にも取り組んでいます。

提携生産者とともに食の安全性の確保と自給率の向上をめざす

たとえば「丸大豆醤油」は使用している小麦を2022年12月の供給分から、国産100%に切り替えて原料の国産比率を高めました。これからも提携する生産者とのつながりを大切にしながら、自給率の向上をめざしていきます。
一方で「丸大豆醤油」に使用している大豆は、遺伝子組み換えでないものを国産だけで安定的に確保するのが難しいため、国産を3割、中国産のJAS有機認証の大豆を7割使用しています。中国産の大豆を使用するにあたり、組合員が提携生産者とともに現地に赴き、農薬を使用せずに栽培していることや選別工場などを確認しました。

丸大豆醤油 国産小麦100%のL's丸大豆醤油がついに完成(2022年11月)

中国の大豆産地を視察 丸大豆醤油 原料のNON-GM大豆畑を訪問(2016年9月掲載)

 

海外産の原料であっても、生産者や生産方法をきちんと確認しています


「丸大豆醤油」の原料大豆を栽培する中国の畑を視察する組合員

自給率の向上をめざす一方で、国内での原料の確保や生産が難しいコーヒーやえび、バナナなどは海外から輸入したものを取り扱っています。海外産原料も国産のものと同じようにトレーサビリティを追求。産地を訪問し生産者と交流するなど、顔の見える関係を築いています。さらに海外産の原料から、少しずつ国産に切り替える努力もしています。
食料主権の考え方を基軸に、原料の国内自給力アップをめざします
生活クラブでは消費材に使用する原料はもちろん、豚や牛・鶏などにあたえる飼料まで、提携生産者と協力しながら国内自給力アップをめざしています。

 

★生活クラブ食べるカタログ 2023年3月4回(12週)より転載しました。
 
【2023年3月6日掲載】

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