本文へジャンプする。
本ウェブサイトを利用するには、JavaScriptおよびスタイルシートを有効にする必要があります。
生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
こだわりの安心食材を宅配します。
ここからサイト内共通メニューです。

【復興支援活動報告】被災地の今と向きあい、みんなで歩み続けます


 
東日本大震災から13年。インフラなどの整備はすすんでいますが、暮らしの再建や、子どもたちの健康と安全を守るにはまだ十分とはいえません。
2023年度は組合員のカンパをもとに、組合員の代表が福島・宮城の被災地を視察。各地の支援団体の人々と交流しました。
また、甲状腺検査活動や保養のためのリフレッシュツアーなども行ないました。
これからも被災地の方々に寄り添い、おおぜいの組合員とともに復興をめざして活動を続けていきます。

カンパをもとにさまざまな活動を行なっています

生活クラブでは組合員からのカンパをもとに、困難や不安を抱える人への息の長い支援として、2025年までを想定した活動を継続しています。
現在、カンパ募集は行なっていませんが、これまでのカンパ残金を「災害復興支援カンパ基金」として管理しています。また、今後想定を上回る支援の必要性が出てきた場合は、カンパを新たに呼びかけます。支援活動の状況と基金の収支については、年1回「復興支援ニュース」を発行、連合会公式WEBサイト上でも報告していきます。


●2022年度は新型コロナウイルスの影響でリフレッシュツアーや甲状腺検査活動など計画通りに実施できませんでしたが、2023年5月8日から「5類感染症」となり、生活クラブ各地によるリフレッシュツアーの数は増えています。
●2023年度のカンパ基金実績は、2024年3月までの支援活動を計画通り実施した場合の見込み金額となっています。(2023年11月末現在)
●「会員単協・連合会による支援活動」については、生活クラブふくしまより新たに復興支援団体の福島県川内村「市」への消費材提供を実施しました。「被災地視察」については、2022年度は宮城県エリアはコロナ禍で中止となりましたが2023年度は宮城県・福島県エリアともに開催することができました。また宮城県エリアはオンラインによる訪問前の学習会を開催しました。
●2024年度使途計画に基づき、継続した支援活動をおこないます。

福島・宮城の被災地を訪問しました

 福島コース  2023年10月6日~7日
被災地を見て実感した一瞬で奪われた人々の営み

 
生活クラブ愛知 土肥 美穂さん

福島の復興視察1日目はNPO法人シャロームを訪れ、長年にわたる共生社会をめざす活動について伺いました。社会や人のために自分の時間を使う「時間寄付」という考え方は、生活クラブの活動にもつながります。今後もひまわりプロジェクトを通し支援を続けていきます。

2日目は、津波の被害をそのまま残す「浪江町請戸(うけど)小学校」を見学。無残に壊された建物を見て、よく一人も被害者を出さず逃げることができたなと感じ、日ごろの防災意識を高める大切さを学びました。小学校の周りは建物が何もなく、人々の営みが一瞬で奪われたことを現地で実感しました。

福島第一原子力発電所は廃炉へ向けて作業がすすめられていますが、今まで人類が経験したことがない事故なので、間違った情報に惑わされないようにこれからも動向を注視していきます。
案内してくれたNPO法人昭和横丁の志田さんの「切ない」という言葉が胸に響きました。今回の視察でお会いした方々の言葉をしっかりと伝えていきたいと思います。



請戸小学校内部。大きな複合盤が津波の力で壁からはがされ、鉄骨がむき出しになっています

 宮城コース  2023年9月1日~2日
人と人のつながりから復興への道筋が生まれる

 
生活クラブ埼玉 石井 清美さん

車から見える景色はどこにでもありそうな普通の風景でした。しかし、震災遺構の大川小学校や女川町の交番痕を見て、震災と津波の力の強さを感じました。小学校のねじ曲がった梁、基礎の支柱からひっくり返された交番。おおぜいが亡くなり、生活の困難があったことが想像できます。

今回はただ「見る」だけではなく、被災されたうみねこの八木さん、提携生産者の高橋徳治商店の高橋さんと語りあえたことがとてもよい勉強になりました。大変な時間を過ごされた中で、高橋さんからは「みんなに助けてもらうだけではなく、当たり前の日常に早く戻したい。人が生きていくには役割が必要」との話を伺いました。

八木さんは「さまざまな交流や仕事が成果を生み、やっと『点』になりました。点と点から線ができるといいと思い、地域とコラボを始めています」と楽しそうに話されていました。人と人のつながりから仕事が生まれることが本当の復興になると思います。震災のことは忘れてはならないけれど、元気に生活できる時が早く来ることを願っています。


女川町震災遺構の交番痕。手前左に見えるのが土台からひっくり返った建物。奥に見えるのがかさ上げされて新しくできた街並み

子どもたちの未来のために甲状腺検査を続けています

生活クラブでは、福島第一原発事故で放出された放射能の影響による子どもたちの甲状腺がんを懸念し、2012年から独自の甲状腺検査活動を続けています。2023年11月25日に開催した2022年度の活動報告会には、オンラインを含め組合員など72人が参加しました。

*詳しくはこちらから
子どもの甲状腺検査活動(2022年度)・保養活動の報告会を開催しました(2024年1月22日掲載活動レポート)
震災後から続ける独自の甲状腺検査活動
生活クラブでは、福島第一原発事故のときに福島県にいた子どもだけでなく、福島県外の子どもにも甲状腺検査を行なっています。福島県と他地域を比べ、全国各地での実態を調べることで、甲状腺がんの早期発見をめざしています。2019年度以降はコロナ禍で活動が計画通りにすすまず、事故から年数が経ったため検査件数は減少傾向にあります。しかし、希望者の声に応えるため、2022年度は19地域の生活クラブで甲状腺検査を実施。299人の子どもが受診し、活動には44ヶ所の医療機関が協力しました。
 
■甲状腺検査活動の受診者数の推移

地域と暮らしに寄り添い続けます

公益財団法人共生地域創造財団は、生活クラブ、グリーンコープ共同体とNPO法人ホームレス支援全国ネットワークが協力し、東日本大震災の支援活動のために設立。災害直後の緊急支援から復興後の地域づくりまで、現地の団体と連携して行なっています。
福島県で交流の場をつくる活動
共生地域創造財団では、帰還困難区域の解除がすすむ福島県で共生地域づくりの支援に取り組んでいます。全村避難となった葛尾(かつらお)村は、震災以前は1,000人を超えていた村民数が300人にまで減少。村を存続させるために、村民同士が交流し協力することが大切です。その交流の場として、月1回のランチ会「かづろうさんげ(葛尾さん家)食堂」を現地団体とともに開催しています。
「かづろうさんげ食堂」で、移住してきた方々と交流
 
村役場の職員と村民の方々との交流
\全国各地の被災地も支援しています/

大雨被害があった秋田市では炊き出しや物資支援、戸別訪問などの人的支援を実施。同じく大雨被害の熊本県益城町、福岡県久留米市田主丸町で泥だしや物資の支援をしました。
秋田市大雨災害の支援に取り組んでいる支援団との打ち合わせ

支援団体からのメッセージ
―みなさんの力で活動が支えられています―

東日本大震災後、生活クラブは共生地域創造財団を通じて、東北地方でさまざまな活動をしている団体を支援してきました。各団体から寄せられたメッセージを紹介します。



多様な住民たちと力をあわせ地域社会づくりをめざす

代表理事 引地 恵さん

WATALISは、震災後に宮城県亘理町で地元の女性たちが自ら立ち上げた団体です。地域の伝統・文化の継承と女性の雇用創出のため、着物を手しごとで小物に再生しています。また、コミュニティカフェの運営とワークショップも行ない、人々が集う場や震災で崩壊した地域コミュニティの再構築にも取り組んでいます。

亘理町では高齢化に伴い、担い手不足の農地が増加。土地が荒廃すると、地域の活力低下にもつながります。そこで、私たちは多様な地域住民とともに野菜づくりや養蜂を始め、障がい者のみなさんと収穫した生産物を商品化しています。亘理の自然の恵みを多くの人に届けながら、人と自然がつながり共生する「亘理らしい地域復興」で持続可能な地域社会をめざしています。


地域住民とともに遊休農地で大豆栽培をしています


強いつながりを感じた組合員の方々との再会

代表理事 八木 純子さん

3月11日で丸13年になります。年月は過ぎても、私たちの記憶の中ではまるで昨日のようです。被災地に多くの方が訪れ、食料を運び、手を添え、空腹のおなかを満たし、私たちの心を温めていただきました。しかし、コロナウイルスの影響で組合員をはじめ、さまざまな方たちとの行き来が中断されてしまい、以前のように顔と顔を合わせることができずにいました。

今年、やっと被災地への訪問が再開されてみなさんにお会いでき、ずーっと気を張っていたのがほどけるように感じました。「うれしい」だけでは語り切れない、強い「つながり」を感じました。みなさんのご支援により活動も広がり、居場所づくりは女川町内に18か所、そして石巻市でも子どもの居場所づくりに励んでいます。


地域の人たちとワークショップ

みなさまの気持ちを子どもたちにプレゼント

代表 高橋 真一さん

津波で両親を亡くされた子どもたち7名に、昨年もみなさまから寄せられた学業応援金とクリスマスプレゼントを届けました。心より感謝申し上げます。当時の津波と原発事故を思い出すと心が痛みます。今も風評被害があり、復興に向けて活動を続けなければと感じています。

昨年は、原発事故の際に大変お世話になったウクライナへ支援に行ってきました。ロシアによるウクライナ侵攻で亡くなられた犠牲者は30万人以上。また、ミサイル攻撃や避難で家族がバラバラになり、悲しんでいる方々がたくさんいました。あらためて助けあい、寄り添いが大切だと感じました。生活クラブの理念と、組合員のみなさまの取組みの輪と幸せが広がりますよう願うばかりです。


子どもたちへクリスマスプレゼントを贈る活動


きびしい状況のなかでもこの地で助けあって頑張りたい

代表 志田 篤さん

東日本大震災から13年目。原発事故の被災地、双葉郡八ケ町村は復興に向けて頑張っていますが、原発廃炉作業の遅れなどで帰還もすすんでいないのが現状です。昨年は処理水が海洋放出され、「福島」の文字が連日マスコミに取り上げられました。原子炉の廃炉作業も併せて30年計画で不安を覚えます。川内村では、秋のきのこから高濃度の放射性物質が記録されました。

人口も減っており、非課税世帯も多く、生活のきびしさが見て取れます。組合員のみなさん、福島を忘れずご支援いただき感謝しています。今年も生活クラブの力を借りて、助けあいながらこの地で頑張りたいと思います。みなさんの福島訪問を心待ちにしながら、近況のお便りといたします。


毎週開かれる昭和横丁の市。地域の憩いの場にもなっている

福島と私たちをつなぐ「生活クラブ ひまわりプロジェクト」
復興へ向けてひまわりを育てませんか

「ひまわりプロジェクト」では、みなさんが育てたひまわりの種を使い、福島県のNPO法人シャロームで障がいのある人たちが加工品をつくっています。地域の復興支援に役立つ活動です。
東日本大震災前、シャロームは福島県内でひまわりを育てていましたが、福島第一原発事故により不可能に。生活クラブでは2014年度から一部の地域の組合員が栽培に参加、2022年から全体化しました。ひまわりを育て、福島の復興を支えませんか。
※今回のプロジェクト費用は、災害復興支援カンパ基金から拠出します

■申し込み締め切り 3月19日(火)
■参加方法はこちらから
生活クラブ ひまわりプロジェクト

※応募多数の場合は、抽選となることがあります。
※福祉クラブ、エスコープ大阪では実施しません。

 

★『生活クラブOPINION 』 2024年3月2回(11週) 掲載記事を転載しました。
【2024年2月27日掲載】
 

生活クラブをはじめませんか?

42万人が選ぶ安心食材の宅配生協です

生活クラブ連合会のSNS公式アカウント
本文ここまで。
ここから共通フッターメニューです。
共通フッターメニューここまで。