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ふらっとやってくる居場所 みんなの居場所~ねまりへ~(生活クラブ生協青森)【前編】

【連載】みんなで広げる たすけあい


生活クラブグループの生協や関連団体では、福祉・たすけあいの活動や事業が各地でとても豊かに展開され、さらに広がりをみせています。これらの取組みを紹介します。
 

「誰にでもふらっと寄ってほしい」。居場所にかかわる人の多くはそのように考えることでしょう。そして、生活クラブ生協青森が運営する「ねまりへ」には参加者たちが、本当にふらっとやってきます。

【前編】

ふらっとやってきて始まる

この日の会場は、荒川市民センターの広い和室です。
ふらふらと人がやってきて自然に始まるといった感じです。
 

参加者たちは座卓の周りに腰を下ろしています。
生活クラブの試食を兼ねて、カステラやチョコレート、杜仲茶やどくだみ茶などのおやつを味わいながら、おしゃべりに花を咲かせています。


みんなの居場所~ねまりへ~は、生活クラブ生協青森の「みんなの居場所チーム」が2017年に始めました。青森市内にあるさまざまな公共施設で、月に1回開催しています。

「自分ちではないけれど、のんびりくつろげる空間でしょ。ゆるい感じでやっています」と話すのは、生活クラブ青森の棟方千恵子理事長。
「取材がなければ、いまこの部屋で寝転んでるわよ」と笑います。
居場所といってもさまざまなタイプがありますが、「実家感」「自宅感」のある居場所というのはとても居心地が良さそうですね。
 
棟方千恵子理事長

とりかえっこの輪

荒川市民センターで用事を済ませた人が、帰り際に和室の入口から中を覗いています。
「どうぞお入りください」と声を掛けると、さっそく会場に並べられた衣類を見ています。

会場の一角に設けられた「とりかえっこの輪」。「お家に眠っているまだまだ使えるものを持ち寄って、とりかえっこしませんか?」と呼び掛けて寄せられた衣類、本、日用品などが並んでいます。
無料で誰でも参加でき、持ってくるだけでも、持ち帰るだけでも良いのです。
先ほどの人は「じゃぁ、孫の洋服を…」と気に入った衣類を手に取り、「生活クラブは知っていますよ」といって帰っていきました。

企画も自由に楽しめる

部屋の奥では、バランスボールを楽しむ人たちがいます。
この日の企画は「バランスボール無料体験」で、組合員の舘山香織さんが講師を務めます。
これを目当てにやってきた人たちが、バランスボールを使ったストレッチ・体幹トレーニング・有酸素運動を楽しそうにやっています。

講師の舘山香織さん
 

バランスボールを楽しむ

ひととおりバランスボールの体験が終わると、おやつとおしゃべりに加わります。

それからさらに1時間ほどたったころ、乳児をつれた人が「バランスボールをやりたくて」とやってきました。

他の参加者が子どもを預かると、この日2回目のバランスボール体験が始まりました。
「子どもとの暮らしは煮詰まることもありますので、居場所に来て気持ちをリフレッシュできます。バランスボールはちょっと疲れましたが、楽しい経験でした」。

ぱらぱらとやってくる参加者は毎回10人以上

その後も「こんにちは」とやってくる人がパラパラといました。
「気づくと毎回10人以上の参加者になっていますね」(棟方さん)。
この日は、0歳児から70歳代まで、11人の参加者でにぎわいました。
 

みんな、ふらっとやってきては座ってのんびりする。
企画に参加したい人は自由に楽しむ。
どうしてこんなに心地よくすごせるのでしょうか?
そして、「ねまりへ」とはどんな意味なのでしょうか?

※後編に続きます。
【2025年3月12日掲載】
 

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