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生協の食材宅配【生活クラブ】
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消費材の安全を科学的にチェック! 生活クラブの検査活動【後編】

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消費材の安全を科学的にチェック!生活クラブの検査活動【後編】

生活クラブには、検査室が2ヶ所あります。検査は埼玉県の大宮センター2階にある生活クラブ連合会検査室で行ない、青果物については放射能検査を戸田デリバリーセンターに併設された検査室で実施しています。
前編に引き続き、この活動の内容や2024年度の検査結果について報告します。

よりよい消費材づくりに役立つ検査活動

生活クラブの消費材は、独自に定めた自主基準に沿ってつくられています。検査の主な目的は、自主基準がきちんと守られているか確認することです。放射能の基準値を超えた消費材は供給しません。そのほか問題が発生した場合には生産者に報告し、生産現場で調査した原因と改善策を各地域の組合員の代表が確認。できる限り早く改善策をたてることで、消費材の品質向上につなげています。

検査活動の流れ(ループ図)消費材の検査⇒検査結果の報告⇒産地工場 での改善⇒理事会へ報告⇒消費材の検査

<微生物検査>消費材の衛生状態を確認

対象品目:魚介類・肉(鶏・豚・牛)・加工食品・ペットフード

国で定められている食品の微生物基準は、すべての品目に設定されてはいません。生活クラブでは全品目に自主基準を設けて独自の項目を追加し、衛生状態を確認しています。

生活クラブのお店「 デポー」 でも

首都圏に44店舗ある生活クラブのお店「デポー」で取り扱う手作りの惣菜などの微生物検査を行なっています。

消費材の品質を保持するために、配達された消費材はすみやかに冷蔵庫や冷凍庫にしまうなど、適切な温度管理をお願いします。
培養して増殖した菌のかたまりを数える様子
 
宅配食材が組合員に届いたシーンイメージ
※ 検査項目数…生活クラブ微生物自主基準に基づいて食品を分類し、分類に定められた検査項目を検査しています。生活クラブ検査室が扱っている検査項目は、一般生菌数、大腸菌群、E.coli、細菌試験、クロストリジウム属菌、真菌数、乳酸菌数、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、大腸菌O157、大腸菌O26です。

<放射能検査>国より厳しい自主基準で検査を実施

対象品目:乳幼児食品・米・牛乳・飲料水・鶏卵・肉(鶏・豚・牛)・乳製品・魚介類・加工食品・青果物
 
野菜イメージ

生活クラブは、「放射能が健康にあたえる影響に、しきい値はない」という考えのもと、自主基準値を設定。自主基準値を超えた品目は供給を中止します。
チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故が発生した1986年に他団体と共同で放射能検査機を設置し、国の基準の1/10を上限とする自主基準値を設定しました。2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに自前の検査機を導入し、数回の改定を重ねて2016年より現在の自主基準値を適用しています。
※ それ以下であれば、人体に影響はないとされる値のこと。生活クラブでは、放射能の影響に安全なレベルはないと考えています。

ベビーフードや粉ミルクなどは「不検出」が基準値
赤ちゃんが口にする乳児用の食品は、直近1年以内の検査で不検出を確認したものだけを「すくすくカタログ」に掲載しています。
※検出下限値セシウム合計1Bq/kg

粉ミルク、こどもカレー包材写真

▼放射能検査の結果はWEBで公開▼

■ 生活クラブの基準値と国の基準値との比較
 
生活クラブの基準値と国の基準値との比較
※2016年4月改定 ※単位:Bq/kg
2024年度の検出実績(表)

消費材が自主基準に沿って作られているか確認して生産現場の課題を解決につなげ、消費材のさらなる品質向上をめざしています。
 
検査している女性のイラスト
自主基準に沿ってつくられた消費材の管理・点検をすすめ持続可能な生産につなげます
自主基準に沿ってつくられた消費材の安全性を確認し、組合員に情報を開示。
よりよい消費材の持続可能な生産と消費をめざしています
生活クラブ2030行動宣言ロゴマーク

★生活クラブ食べるカタログ 2025年9月1回(35週)より転載しました。
 
【2025年8月18日掲載】

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