いっしょに未来をつくる生活クラブの2030行動宣言


生活クラブでは、SDGsに関わるさまざまなことに取り組んでいます。組合員のアイデアをいかしたり、参加したりしている活動もたくさん!
サステイナブルな未来づくりをしている活動の中からピックアップして紹介します。
サステイナブルな食のあり方をめざし、自分たちで求めるものをつくる

種からの生産と出荷、国内自給をめざす「国産鶏種」
国内で食べられている鶏や卵を産む鶏のほとんどは、親鶏を外国から輸入して育てたもの。国内で種の自給が可能になる「国産鶏種」なら、日本の気候風土にあった形質や国内の嗜好にあったものに育種改良しやすくなります。そこで、鶏肉・鶏卵の「国産鶏種」の生産と拡大に取り組み、輸入に頼らない種の自給にチャレンジしています。
国内で食べられている鶏や卵を産む鶏のほとんどは、親鶏を外国から輸入して育てたもの。国内で種の自給が可能になる「国産鶏種」なら、日本の気候風土にあった形質や国内の嗜好にあったものに育種改良しやすくなります。そこで、鶏肉・鶏卵の「国産鶏種」の生産と拡大に取り組み、輸入に頼らない種の自給にチャレンジしています。


できる限り農薬を減らしてつくる「アースメイド野菜」
野菜にはすべて「アースメイド野菜」と名付け、生産者と一緒に土づくりからはじめ、栽培履歴をすべて明らかにすることを基本としています。なかでも「あっぱれ育ち」「はればれ育ち」の野菜は、化学合成農薬や化学肥料はできるだけ使わず、独自の基準のもと管理を徹底して届けています。
※「 アースメイド野菜」は関西地方を除く青果物の規格です。関西地方の生活クラブでは、自主基準に沿った独自の規格で青果物の共同購入を行なっています。
野菜にはすべて「アースメイド野菜」と名付け、生産者と一緒に土づくりからはじめ、栽培履歴をすべて明らかにすることを基本としています。なかでも「あっぱれ育ち」「はればれ育ち」の野菜は、化学合成農薬や化学肥料はできるだけ使わず、独自の基準のもと管理を徹底して届けています。
※「 アースメイド野菜」は関西地方を除く青果物の規格です。関西地方の生活クラブでは、自主基準に沿った独自の規格で青果物の共同購入を行なっています。

※目標の供給比率30%に対しての達成度。
身近なところから始める環境にやさしい活動

くり返し使えて環境負荷を減らせる「リユースびん」
家庭から出るごみの約60%が容器や包材です。生活クラブは、調味料やジュースなどの容器を数種類のリユースびんに統一し、回収して再使用。くり返し使うことでエネルギー消費量やCO₂の排出量も減らすことができます。こうした取組みを「グリーンシステム」と名付け、組合員活動としてすすめています。
家庭から出るごみの約60%が容器や包材です。生活クラブは、調味料やジュースなどの容器を数種類のリユースびんに統一し、回収して再使用。くり返し使うことでエネルギー消費量やCO₂の排出量も減らすことができます。こうした取組みを「グリーンシステム」と名付け、組合員活動としてすすめています。

Rびん… 日本ガラスびん協会が、規格を統一したリユースびんと認証したびんのこと。

※ ピッキング袋やキャップの回収による削減は含まれていません

2025年3月に稼働した秋田県にかほ市の風車「千颯(ちはや)」。
再生可能エネルギーの輪を広げる「生活クラブでんき」
「生活クラブでんき」の電気の“素”は、太陽光・風力・小電力・バイオマスなどの再生可能エネルギー。環境負荷が少なく、横のネットワークをつくりやすい分散型のエネルギー源です。2030年までに再生可能エネルギー100%にすることを目標に、新たな発電所の建設や事業者との提携をすすめています。現在は全国で71ヶ所の発電所があります。
「生活クラブでんき」の電気の“素”は、太陽光・風力・小電力・バイオマスなどの再生可能エネルギー。環境負荷が少なく、横のネットワークをつくりやすい分散型のエネルギー源です。2030年までに再生可能エネルギー100%にすることを目標に、新たな発電所の建設や事業者との提携をすすめています。現在は全国で71ヶ所の発電所があります。

たすけあいのしくみをつくり、地域を守る
フードバンクを通してたすけあう「おふくわけ」
消費材をつくる生産者の集まりである「生活クラブ親生会」と連携し、生活クラブフードバンクの取組みをすすめています。2024年からは、組合員が注文した米などの消費材を支援団体に届ける「おふくわけ」の実験取組みがスタート。このたすけあいのしくみを通して、こども食堂や居場所運営団体を支援しています。
消費材をつくる生産者の集まりである「生活クラブ親生会」と連携し、生活クラブフードバンクの取組みをすすめています。2024年からは、組合員が注文した米などの消費材を支援団体に届ける「おふくわけ」の実験取組みがスタート。このたすけあいのしくみを通して、こども食堂や居場所運営団体を支援しています。
「おふくわけ」の流れ

アプリ・eくらぶ、または注文書で「おふくわけ」を申し込みます。
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組合員が注文した「おふくわけ」をまとめて、地域のフードバンク団体や配送センターに届けます。
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地域のフードバンク団体や配送センターを通して、子ども食堂などの施設へ「おふくわけ」を届けます。
生産者や地域と連携して災害に備える

山形県庄内地域の豪雨災害で広がった「復興支援活動」
2024年7月25~26日の山形県庄内地域の豪雨災害により、生活クラブの消費材の産地である庄内地域(酒田市・遊佐町)は大きな被害を受けました。生活クラブでは、包括連携協定に基づき、8月上旬より災害支援ボランティアを派遣。組合員や職員など延べ256名が参加しました。また、組合員からカンパ金を募り、酒田市、遊佐町、JA庄内みどり、遊佐町共同開発米部会に贈呈しました。
