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生協の食材宅配【生活クラブ】
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使用済み牛乳キャップやピッキング袋の再生工場を見学しました

株式会社岩井化成工場見学
 
生活クラブでは、できるだけごみを出さずに環境負荷を減らすため、使い終わったびんやプラスチック類を回収しリユース、リサイクルする「グリーンシステム」に取り組んできました。


プラスチック類のリサイクルや削減について学び、「グリーンシステム」の意義を改めて確認するため、生活クラブの組合員と事務局スタッフ合わせて23人が「株式会社岩井化成」(茨城県坂東市)の工場を見学しました。

株式会社岩井化成は「国内循環型リサイクル」の企業で、多種多様な廃棄物の受入からリサイクル商品の製造・出荷まで、再生プラスチック製品を一貫生産しています。
生活クラブの組合員から回収された使用済み牛乳キャップをごみ袋へ再生したり、配達に使われたピッキング袋を再びピッキング袋の原料へ再生するリサイクルも行なっています。

生活クラブからは、使用済み牛乳キャップが年間約50トン、使用後に回収されたピッキング袋は約150トンが再生原料としてリサイクルされています。

実際に工場内を見学し、回収されたプラスチック類が加工される工程を学びました。回収されたプラスチックは破砕されて加熱により溶解、フィルターを通った後冷却されて再生ペレットになり、再び新たな製品の原料として加工されます。
再生されたばかりのペレットはほのかに甘い匂いがします。
再生原料を配合したフィルムが成型されていきます。
ピッキング袋や牛乳キャップは溶解した後、異物を取り除くためフィルターを通過します。その際、ラベルの糊や食材、金属片、びんの欠片などが混入しているとフィルターに詰まってしまいます。

生活クラブが回収したピッキング袋が通過するフィルターは30分に1回、牛乳キャップが通過するフィルターは半日に1回、取り換えられています。異物混入が多いとフィルターの交換頻度が高くなり、リサイクルの効率も悪くなります。回収に出す前に異物が混ざっていないことをよく確かめることが大切です。また、濡れているとカビの原因にもなるため、キャップはさっと洗ってよく乾かすことも重要です。

参加した組合員からは、「異物の入っていない状態で回収に出すことが、効率的なリサイクルにつながっているということを実感した。リサイクル可能なものは捨てずに回収に出し、循環をつくっていくことが大事なのだと思った。持ち帰って組合員に伝えていきたい」というコメントがありました。

少しでも環境負荷を減らすため、これからもリユース・リサイクルできるものは廃棄せずきれいな状態にして回収に出し、みんなでグリーンシステムに参加していきましょう。
【2025年10月24日掲載】

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