生活クラブがフード・アクション・ニッポン アワード2013に入賞しました。
「”食べるチカラ”キャンペーン」による食料自給率向上への寄与によりフード・アクション・ニッポンアワード2013の入賞を受賞しました。
生活クラブの取組み
一人ひとりが「どこで、なにを、どれだけ買うのか」という「チカラ」を持っています。国産自給、非遺伝子組み換えをテーマとする品目を利用する、つまり組合員の「食べるチカラ」を再確認し、束ねることで、その課題を共有し、解決へつなげる「食べるチカラ」キャンペーンを春と秋に企画しました。
生活クラブで扱う食品はフェアトレード品などの一部の品目を除いて、国産ものです。生活クラブで食品を利用することそのものが、国産自給率のアップへとつながります。そのことへの気付きにより、利用拡大することで食料自給率を向上させています。
特に、春のテーマ品目のひとつである「国産ブレンドなたね油丸缶」の利用促進では、日本の菜種の自給率は0.04%とごくわずかであること、「国産ブレンドなたね油丸缶」を利用することで国産なたねの畑を守り、広げて行くことができることなどをアピールし、大幅な利用増につながりました。また、関連品目である「国産ブレンドなたね油角缶」「国産100%なたね油」の利用も同時に増加しました。
春のキャンペーン品目は「国産ブレンドなたね油丸缶」「ポークウインナー」「牛乳」。昨年同時期と比較し、「国産ブレンドなたね油丸缶」は711%(数量)、「ポークウインナー」は206%(重量)と大幅な利用増がありました。「牛乳」の利用は前年割れはしているものの、キャンペーンを経て回復の兆しが見えてきました。また、一過性のものとならないよう、引き続き利用を呼びかけます。
9月より秋キャンペーンを実施。国産の食肉とヨーグルトをテーマ品目とし、世界中から食料を買い集めていることへの問題提起と、国産品の利用拡大をすすめます。
【過去の入賞履歴】
国産農産物の消費拡大の取り組み「フード・アクション・ニッポン」の展開の一環として創設され、食料自給率向上に寄与する事業者・団体等の取り組みを一般 から広く募集し、優れた取り組みを表彰することにより、食料自給率向上に向けた活動を広く社会に浸透させ、私たちや未来の子供たちが安心しておいしく食べ ていける社会の実現を目指すものです。2013年度は、819件の応募がありました。
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