庄内・遊佐の豪雨災害 被害状況の報告と今後の対応
組合員のみなさまへ
2024年7月25~26日の東北地方での大雨被害にあわれたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
生活クラブ連合会では提携生産者と連絡をとると共に、産地を訪問し被害状況の把握をすすめています。
生活クラブ連合会では提携生産者と連絡をとると共に、産地を訪問し被害状況の把握をすすめています。
酒田市・遊佐町での被害状況を視察
生活クラブ連合会は8月1日から現地に役職員を派遣しました。JA庄内みどり管内の被災状況を視察するとともに、支援ボランティア活動に参加しました。遊佐町でも被害が大きく、多くの水田が冠水し土砂の流入や給排水設備が破損するなど、今後の影響が懸念されます。
特に被害の大きい中山間地では、水田に大小の流入物(流木・流石)が多数残っていたり、畦道が崩壊するなどの被害があります。流入物の撤去や崩壊した畦道の周囲の刈り取りなど、すべて人手で作業するしかありません。
崩壊したあぜ道
稲の間に残る流木。このままではコンバインで収穫できない
被災地支援カンパを実施します
生活クラブ連合会では組合員に緊急支援カンパを呼びかける予定です。毎週の注文用紙でカンパを受付けます(10月3回~11月1回注文分まで、4週間)。インターネット注文「eくらぶ」でもカンパ申込みができます。
詳しくは、今後の配達時にお届けするニュース、カタログとデポー店頭での掲示、ウェブサイトでのお知らせなどをごらんください。
災害支援ボランティアを派遣します
生活クラブ連合会は、山形県酒田市、山形県遊佐町のそれぞれと災害支援協定を締結しています。協定に基づき、8月末から10月中旬まで、両地域への災害支援活動を行ないます。遊佐町の中山間部に位置する杉沢地区を中心に、田んぼに残っているがれきや流木の撤去作業にあたります。また収穫期にはコンバインの入れない田んぼでの稲の手刈り作業など、生産者が丹精込めてつくったお米を無駄にすることなく共同購入できるように支援します。
パプリカなど、浸水した園芸作物の圃場の復旧作業も行ないます。
災害支援協定についてはこちらの記事をごらんください。
2030行動宣言 重要目標4 社会の存続をおびやかす危機への対策をすすめ、暮らしと未来を守ります。
■これまでのお知らせ
庄内・遊佐の豪雨による被災への対応状況(8月9日掲載)
2024年7月25~26日の東北地方の大雨による提携生産者への影響(7月30日更新)
【2024年8月22日掲載】