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生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
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耕畜連携の取組み


今ある田んぼで飼料用のお米もつくり、畜産に役立てます。農地の有効活用や国内自給力向上につながる新しい仕組みです。
地域を結び世代をこえるさまざまな活動に私たちは取り組んでいます。

飼料用米の取組み

飼料穀物の多くを海外からの輸入に頼っている状況を解決しようと、山形県の提携生産者の平田牧場とお米の生産者JA庄内みどり、生活クラブが協力して豚の飼料に飼料用米を配合する取組みを1996年にスタートしました。


当時は日本の減反政策により、周辺に耕作放棄地がかなりの面積に及んでいました。
そんな中、主食用以外なら米にも転作補助金が出ることが分かり、農地の有効活用として耕作放棄地に飼料用米を作り、豚に食べさせる実験が始まりました。

2004年、平田牧場、JA庄内みどり遊佐支店、遊佐町、山形大学、生活クラブ連合会で「飼料用米プロジェクト」を発足。2005年から飼育期間200日間のうち後期(肥育期)に豚に与える餌の10%を飼料用米に置き換えていき作付面積は増加に転じました。

2021年4月時点ではトウモロコシや大豆の油かす、大麦などに粉砕した飼料用米を15~30%ブレンド(肥育期による)して与えています。1頭の豚が成長するまでに、約73.5Kgのお米を食べています。

※減反政策:国内で作るコメの価格が下がらないよう、国が主導して米の生産量を減らすための農業政策。2018年度に廃止された。

循環型農業


生活クラブでは国内自給力アップのため、提携する生産者とともに挑戦を続けています。
その中のひとつ、循環型農業という取組みを2004年から実践してきました。

循環型農業とは畜産や農業で出る廃棄物を肥料に利用し、資源を循環させることで持続可能な農業を成り立たせる取組みです。
平田牧場では豚の糞をたい肥として地元農家に提供しています。そのたい肥で農作物を育てることによって、飼料の国内自給力はアップしました。栽培農家にとっては肥料代の節約となるとともに、地域内での資源循環につながっています。

さらに水田が担う貯水機能など環境保全の側面からもこの取組みは評価され、2018年3月に平田牧場は第一回「飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテスト」(主催:日本養豚協会)にて農林水産大臣賞を受賞。これがモデルケースとなり、別の産地にも取組みが広がっています。
こうした循環型農業を成り立たせるためには、買い支える消費者の存在が必須です。

生活クラブで組合員が米や肉、農産物などを共同購入し食べ続けることで、この循環が滞りなく進みます。
今後も生活クラブは組合員、提携生産者と協力して課題に向き合い、さらなる国内自給率アップを目指していきます。



 

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