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生活クラブの牛乳は、都市近郊の指定酪農家の生乳を72℃15秒間殺菌したパスチャライズド牛乳です。どんな特徴があり、この牛乳の利用を通じて何をめざしているのか一緒に考えてみましょう。

※ 出典:令和5年牛乳乳製品統計

指定酪農家から届いた生乳は、生活クラブの厳しい自主基準に沿って検査後、殺菌されてすみやかに充填されます。
★生活クラブ食べるカタログ 2025年4月4回(16週)より転載しました。
★生活クラブ食べるカタログ 2023年8月5回(35週)より転載しました。
ノンホモ牛乳は脂肪球が揃っていないため、静置しておくと上部にクリームの層ができるのが特徴です。びんをやさしく振ってからお飲みください。
パスチャライズド牛乳は約720日の歳月をかけて食卓に届きます。
雌牛が誕生してから約720日、愛情と時間をかけて牛乳がつくられます。生活クラブの消費材は大切に生産されるものばかり。食卓に届くまでの道のりに思いをはせながら味わいたい逸品がそろっています。
パスチャライズド牛乳が組合員に届くまで
産まれたばかりの雌牛を大切に育て、妊娠、出産を経るまで約720日(約2年)。ようやく乳を出す乳牛となります。
提携酪農家の元で搾乳した生乳は、牛乳工場で検査、加工を経て組合員の元へ。

当時の牛乳配達の風景
生活クラブの始まりは、牛乳
都市近郊の牛乳工場から、フレッシュにお届け!
生活クラブの牛乳は鮮度も自慢。提携する酪農家から届いた良質な生乳を、千葉、栃木、長野にある牛乳工場ですばやく、厳しい自主基準で検査、加工し、すみやかに組合員の元へ届けます。
毎日の定期的な搾乳で、牛の生活リズムを守る
搾乳期間中は毎日20~30ℓの乳が出るため、朝と夕方に毎日搾乳する、牛も酪農家も休みのない日々。計画的な生産サイクルで牛の生活リズムと健康を守ります。
組合員と生産者のきずなのタオル
搾乳前の乳房を拭くタオルが大量に必要と知った組合員が、タオルを送ったことから始まった「タオル1本運動」。組合員から生産者へタオルで伝える応援メッセージです。
牛乳と乳加工品で生乳をまるごと利用
牛乳をつくる生乳を使って、同じ工場でアイスクリームやバター、ヨーグルトなどの乳加工品も作っています。提携酪農家の生乳を、できる限り有効活用するための工夫です。
繰り返し使える、リユースびん
牛乳の風味を最大限に活かすオリジナルのびんは、過去にユニバーサルデザイン賞を受賞。洗って繰り返し大切に使い、環境負荷を軽減しています。
パスチャライズド牛乳
【生産者】新生酪農株式会社
本社・千葉工場:千葉県長生郡睦沢町 / 栃木工場:栃木県那須塩原市 / 安曇野工場:長野県安曇野市
本社・千葉工場:千葉県長生郡睦沢町 / 栃木工場:栃木県那須塩原市 / 安曇野工場:長野県安曇野市
もくじ
パスチャライズド牛乳(成分無調整)

自前の牛乳工場で製造する成分無調整の「パスチャライズド牛乳」
牛乳本来の風味やおいしさ・栄養を損なわない、72度15秒間のパスチャライズド殺菌。熱による成分の変性が少なく、さらっとしてほんのり甘みのあるのが特長です。
容器はくり返し使えるリユースびんを使用しています。
※200ml びん入りは、一部の単協では取り扱いがありません。
※500ml 紙パック入りは、東京・神奈川・千葉・埼玉のデポー(店舗)のみの取り扱いです。
都市近郊の生乳をいかした生活クラブのパスチャライズド牛乳

生活クラブの牛乳は、都市近郊の指定酪農家の生乳を72℃15秒間殺菌したパスチャライズド牛乳です。どんな特徴があり、この牛乳の利用を通じて何をめざしているのか一緒に考えてみましょう。
新鮮で高品質な生乳でしかつくれないパスチャライズド牛乳
生活クラブの牛乳は、「生乳の風味や品質の良さを大切にする」という考えのもと72℃で15秒間加熱するパスチャライズド製法で作られています。
加熱の影響をできる限り抑えながら牛乳を安全に飲むための殺菌方法で、「高温短時間殺菌( HTST)」と呼ばれています。ニュージーランドなどの酪農先進国をはじめ国際的にはポピュラーな製法ですが、日本ではシェアがとても小さく一般的ではありません。それはこの製法のためには鮮度がよく高品質な生乳が必要なためです。新鮮な生乳を確保するためには、主な消費地である都市部の近くで生乳を生産する「都市近郊酪農」の存在がとても重要になっています。
生活クラブの牛乳は、「生乳の風味や品質の良さを大切にする」という考えのもと72℃で15秒間加熱するパスチャライズド製法で作られています。
加熱の影響をできる限り抑えながら牛乳を安全に飲むための殺菌方法で、「高温短時間殺菌( HTST)」と呼ばれています。ニュージーランドなどの酪農先進国をはじめ国際的にはポピュラーな製法ですが、日本ではシェアがとても小さく一般的ではありません。それはこの製法のためには鮮度がよく高品質な生乳が必要なためです。新鮮な生乳を確保するためには、主な消費地である都市部の近くで生乳を生産する「都市近郊酪農」の存在がとても重要になっています。

※ 出典:グローバルA2パスチャライズド・ミルクに関する市場レポート, 2016年-2027年の推移と予測、会社別、地域別、製品別、アプリケーション別の情報(QYResearch調べ)
わたしたちの牛乳に欠かせない都市近郊で生産された生乳
生活クラブでは、乳牛のえさや生乳の殺菌方法など、酪農家から組合員に届くまでの過程がきちんとわかる牛乳をめざし、1979年に酪農家と共同で千葉県に牛乳工場を設立。現在では千葉・栃木・長野にある牛乳工場と近い指定酪農家の生乳で、パスチャライズド牛乳はつくられています。その一方、現在日本で生産されている生乳の約57%は北海道産で、それ以外の都府県では酪農家が減り続けています。生活クラブの指定酪農家も例外ではありません。そこで生活クラブでは、よやくして利用する「よやくらぶ」や酪農家を応援する「牛乳応援基金」など牛乳の利用を通じて生乳の生産を続ける力につなげています。
■生乳生産量シェア(全国農業地域別)
生活クラブでは、乳牛のえさや生乳の殺菌方法など、酪農家から組合員に届くまでの過程がきちんとわかる牛乳をめざし、1979年に酪農家と共同で千葉県に牛乳工場を設立。現在では千葉・栃木・長野にある牛乳工場と近い指定酪農家の生乳で、パスチャライズド牛乳はつくられています。その一方、現在日本で生産されている生乳の約57%は北海道産で、それ以外の都府県では酪農家が減り続けています。生活クラブの指定酪農家も例外ではありません。そこで生活クラブでは、よやくして利用する「よやくらぶ」や酪農家を応援する「牛乳応援基金」など牛乳の利用を通じて生乳の生産を続ける力につなげています。
■生乳生産量シェア(全国農業地域別)

※ 出典:令和5年牛乳乳製品統計
都市近郊酪農を支えることで豊かな食を未来につなぎます
酪農家は生乳を生産するだけでなく、農地の維持や地域の活性化にも力を発揮しています。長野県の指定酪農家、佐藤さんは地域の農地を借り受け、近隣の稲作農家と資源を循環させた自給飼料の栽培に力を入れています。
佐藤さんは「農地は使い続けないと再生できなくなってしまいます。高齢化などで使われなくなった農地を借り受け、整備しながら乳牛の飼料を栽培しています。酪農には、農産物の生産者と協力しながら国土を守っていく役割もあると思っています」と話します。指定酪農家の未来への想いも込められたパスチャライズド牛乳を、日々の食卓に取り入れましょう。
酪農家は生乳を生産するだけでなく、農地の維持や地域の活性化にも力を発揮しています。長野県の指定酪農家、佐藤さんは地域の農地を借り受け、近隣の稲作農家と資源を循環させた自給飼料の栽培に力を入れています。
佐藤さんは「農地は使い続けないと再生できなくなってしまいます。高齢化などで使われなくなった農地を借り受け、整備しながら乳牛の飼料を栽培しています。酪農には、農産物の生産者と協力しながら国土を守っていく役割もあると思っています」と話します。指定酪農家の未来への想いも込められたパスチャライズド牛乳を、日々の食卓に取り入れましょう。

南信酪農業協同組合 佐藤 勝彦 さん

生活クラブの牛乳工場マップ



指定酪農家から届いた生乳は、生活クラブの厳しい自主基準に沿って検査後、殺菌されてすみやかに充填されます。
★生活クラブ食べるカタログ 2025年4月4回(16週)より転載しました。
【2025年4月7日掲載】
パスチャライズド低脂肪牛乳(1000ml)

カロリー控えめで栄養が豊富な低脂肪牛乳
自前の牛乳工場で、独自の衛生管理基準により搾乳される、国内トップクラスの品質のパスチャライズド殺菌の低脂肪牛乳です。乳脂肪分1.4%に調整しました。
さっぱりとほのかな甘みで飲みやすい低脂肪牛乳。脂肪分を約65%カットしていますが、他の主な栄養成分はパスチャライズド牛乳とほぼ変わりません。骨や歯を作るのに欠かせないカルシウムや、体の組織などを作るもとになるたんぱく質も豊富。「栄養をしっかり摂りたいけれど、脂肪分を抑えたい」という方におすすめです。
自前の牛乳工場で、独自の衛生管理基準により搾乳される、国内トップクラスの品質のパスチャライズド殺菌の低脂肪牛乳です。乳脂肪分1.4%に調整しました。
さっぱりとほのかな甘みで飲みやすい低脂肪牛乳。脂肪分を約65%カットしていますが、他の主な栄養成分はパスチャライズド牛乳とほぼ変わりません。骨や歯を作るのに欠かせないカルシウムや、体の組織などを作るもとになるたんぱく質も豊富。「栄養をしっかり摂りたいけれど、脂肪分を抑えたい」という方におすすめです。
成分無調整牛乳(パスチャライズド牛乳)と区別をしやすくすることと、物流上の課題などに対応するため、紙パック容器でお届けしています。
■生活クラブの牛乳の栄養成分比較(数値は100ml中の値)

生乳から分離したクリームでバターも製造


低脂肪牛乳は、生乳を遠心分離機にかけて分離したクリーム(乳脂肪分)を取り除き、乳脂肪を1.4%に調整。その後、ホモジナイズ(※)して、72℃15秒間殺菌のパスチャライズド製法で完成します。分離したクリームを活用し、塩を加えて練りあげた「新生酪農の生乳でつくったバター」もぜひどうぞ。すっきりとした味わいで、やわらかく、塗りやすいのが特徴です。
※生乳に含まれる脂肪球を小さな粒子に均質化すること。
※生乳に含まれる脂肪球を小さな粒子に均質化すること。
■低脂肪牛乳とバターができるまで

★生活クラブ食べるカタログ 2023年8月5回(35週)より転載しました。
【2023年8月 更新】
ノンホモ牛乳(パスチャライズド)900ml

まろやかな甘さが口に広がるパスチャライズド殺菌のノンホモ牛乳
パスチャライズド成分無調整牛乳を、脂肪分のホモジナイズ(均質化)処理をせずに製造しています。
しぼったそのままの生乳に、できるだけ加工を与えないことで、生乳により近い、まろやかな風味が楽しめます。
容器は、くり返し使えるリユースびんを使用しています。
パスチャライズド成分無調整牛乳を、脂肪分のホモジナイズ(均質化)処理をせずに製造しています。
しぼったそのままの生乳に、できるだけ加工を与えないことで、生乳により近い、まろやかな風味が楽しめます。
容器は、くり返し使えるリユースびんを使用しています。
やさしく振ってからお飲みください

ノンホモ牛乳は脂肪球が揃っていないため、静置しておくと上部にクリームの層ができるのが特徴です。びんをやさしく振ってからお飲みください。
ノンホモ牛乳ならできちゃう!手作りモツァレラ
クリックすると動画再生します(音声・字幕付き)。
Milk Handbook (eブック)
【2025年4月 更新】
生活クラブの牛乳は、ここがサステイナブル!
一杯の牛乳ができるまで、約720日

パスチャライズド牛乳は約720日の歳月をかけて食卓に届きます。
雌牛が誕生してから約720日、愛情と時間をかけて牛乳がつくられます。生活クラブの消費材は大切に生産されるものばかり。食卓に届くまでの道のりに思いをはせながら味わいたい逸品がそろっています。
パスチャライズド牛乳が組合員に届くまで
産まれたばかりの雌牛を大切に育て、妊娠、出産を経るまで約720日(約2年)。ようやく乳を出す乳牛となります。

提携酪農家の元で搾乳した生乳は、牛乳工場で検査、加工を経て組合員の元へ。
都市近郊の牛乳工場から、フレッシュにお届け
ほんのりとした甘みとコクが人気の牛乳。生乳の豊かな栄養と味わいを最大限活かすために、72℃15秒間殺菌するパスチャライズド製法でつくられています。

●おだやかな表情
ゆったりとした開放的な牛舎で、牛のストレスを減らして育てています。
●あんしんな飼料
遺伝子組み換えでない飼料や、収穫後に農薬が使われていない飼料など、安心と牛の健康に配慮しています。
●せいけつな乳房
1日に2回、きれいなタオルで乳房を付け根からきれいに拭き、状態をチェックしてから搾乳。
●毛並みで健康状態をチェック
「おいしい牛乳は健康な母牛から」と毛並みなどを日々チェックして大切に飼育。
ゆったりとした開放的な牛舎で、牛のストレスを減らして育てています。
●あんしんな飼料
遺伝子組み換えでない飼料や、収穫後に農薬が使われていない飼料など、安心と牛の健康に配慮しています。
●せいけつな乳房
1日に2回、きれいなタオルで乳房を付け根からきれいに拭き、状態をチェックしてから搾乳。
●毛並みで健康状態をチェック
「おいしい牛乳は健康な母牛から」と毛並みなどを日々チェックして大切に飼育。

当時の牛乳配達の風景
生活クラブの始まりは、牛乳
200人あまりのお母さんたちが集まって、1965年に始めた牛乳の共同購入が生活クラブの始まり。その後、「どうやって作ったか分かる牛乳は自分たちでつくるしかない」と、1979年に酪農家と一緒に牛乳工場を設立しました。新鮮でおいしく、安心な牛乳は生活クラブの原点です。

新生酪農の工場の様子
都市近郊の牛乳工場から、フレッシュにお届け!
生活クラブの牛乳は鮮度も自慢。提携する酪農家から届いた良質な生乳を、千葉、栃木、長野にある牛乳工場ですばやく、厳しい自主基準で検査、加工し、すみやかに組合員の元へ届けます。
生産者と組合員が力をあわせた牛乳です

毎日の定期的な搾乳で、牛の生活リズムを守る
搾乳期間中は毎日20~30ℓの乳が出るため、朝と夕方に毎日搾乳する、牛も酪農家も休みのない日々。計画的な生産サイクルで牛の生活リズムと健康を守ります。

組合員と生産者のきずなのタオル
搾乳前の乳房を拭くタオルが大量に必要と知った組合員が、タオルを送ったことから始まった「タオル1本運動」。組合員から生産者へタオルで伝える応援メッセージです。

牛乳と乳加工品で生乳をまるごと利用
牛乳をつくる生乳を使って、同じ工場でアイスクリームやバター、ヨーグルトなどの乳加工品も作っています。提携酪農家の生乳を、できる限り有効活用するための工夫です。

繰り返し使える、リユースびん
牛乳の風味を最大限に活かすオリジナルのびんは、過去にユニバーサルデザイン賞を受賞。洗って繰り返し大切に使い、環境負荷を軽減しています。
★『生活クラブOPINION』2020年10月3回号「未来へつづく消費材」を転載しました。
【2020年10月 更新】
生産者の紹介
<生産者の一言>
乳をのむ子牛を想像して、やさしくていねいに搾乳しています。
那須塩原市の酪農家 藤田与一さん
乳をのむ子牛を想像して、やさしくていねいに搾乳しています。
那須塩原市の酪農家 藤田与一さん

食をつむぐ人たち(牛乳篇)
クリックすると動画再生します(約4分43秒、音声・字幕付き)。
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