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さらっとキャロフル

組合員が開発に参加
提携先の人参濃縮汁と7種の国産野菜（セロリ、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、みつば）、みかん、りんご、ゆず、レモンの果汁をバランスよく配合しました。乳酸菌飲料を使用し、ヨーグルト風味の味わいに仕上げました。野菜の苦手な子どもにも美味しく飲んでもらえるよう、野菜の香りをできるだけ抑えています。
【生産者】雪印メグミルク（株）／製造：長野興農（株）

子どもも大人もゴクゴク飲める、人参をいかしたドリンクができました！

「子どもも喜ぶ人参入りの飲料を」。そんな組合員の声を受けて「さらっとキャロフル」は生まれました。提携生産者が丹精込めて育てた人参の風味をいかしながら、さらっとしたのどごし、さっぱりとした味わいに仕上げています。

今年5月から、「さらっとキャロフル」の取組みがスタートしました。野菜が苦手な子どもでも親しめる味わいをと、開発段階の試飲から、各地の組合員の代表が参加する「連合消費委員会」で検討し、できたドリンクです。

原料の人参を栽培するのは、農産物の提携生産者・有限会社丸エビ俱楽部。昨年5月デビューの「飲むにんじんキャロットジュース」と同様、おいしく飲むことが国産の加工用原料の自給力アップにつながります。今回は、開発に携わった組合員に試飲時のことや味わいの印象について聞きました。

私たち組合員が試飲し、考え、楽しみながら選んだ味です。

　《開発に参加した組合員》　

生活クラブならではの開発過程
生活クラブでは、組合員が自らほしいものを開発したり、既存の消費材を改善する活動を行なっています。私は「さらっとキャロフル」の開発時、二度の試飲に参加しました。初回は３つのサンプルを試飲し、さらりと飲みやすいタイプを選択。2回目は、前回一番人気だった味をベースとする３種類を飲み比べしました。選ぶ際に意識したのは、子どもが好みそうな味か、今までの人参飲料との違いを感じるかです。
小さな子どもがいる他の組合員にも声をかけてみんなで試飲し、意見をまとめて、やや甘めなタイプに票を入れました。消費材についてワイワイ語り合う時間が、思った以上に楽しくて。組合員がここまで開発に関われるのは、生活クラブだからこそでしょうね。

これまでにないさわやかな飲み口
結果、私が投票したものとは違うタイプに決定したのですが、あらためて、完成した「さらっとキャロフル」を味わってみました。
乳酸菌飲料入りでほどよい酸味があり、さっぱりした甘さ。野菜の風味がほのかな柑橘の香りで上手にカバーされていて、とても飲みやすい。どの世代にも受け入れられそうと納得するおいしさでした。粒感がなくさらっとしていて、子どもがストローで飲めるのもうれしいポイント。20缶あるので、体調が良くない時の水分補給や、災害時の備蓄としても役立ちそうです。そういう時に子どもが楽しめる味なのはありがたいですね。私たち組合員が選んだこの味わい、ぜひ１人でも多くの人に試してもらいたいです。

　《人参の生産者》　

原料の人参は生活クラブ独自の農産物栽培基準、「はればれ育ち」で栽培
栽培期間中、化学合成農薬と化学肥料をできる限り使わない決まりなので、天候や畑の状態を日々見極めて、病害虫の影響が小さいうちに早めに対応します。子育て・人育ては難しいですが（笑）、野菜は手をかけるほど品質が良くなり、収穫量も増えるのが素直に実感できます。今期の人参は豊作でした。ぜひ「さらっとキャロフル」も飲んでみてください。