鮮度の証はこの「身縮み」
「かつお炭火焼たたき」は、半解凍でスライスしてから解凍すると、その過程で身がキュッと縮みます。
これは釣りあげてから一度も解凍されることなく届いた、高鮮度の証です。

海の資源を守る「一本釣り」
生活クラブの「かつお炭火焼たたき」は、フレッシュな身と炭火の煙で燻された皮の香ばしさが格別。組合員から長年支持されている消費材です。
産地はかつお漁業のまちとして350年以上の歴史を誇る、鹿児島県の枕崎市。提携先の枕崎市漁業協同組合（以下、枕崎市漁協）では、自前の船を所有し、昔ながらの「一本釣り」を大切にしています。一本釣りとは、１本の釣り糸に１個の釣り針をつけた竿を使う漁法です。赤道付近にある太平洋の漁場で、熟練の漁師たちがかつおの群れに狙いを定め、一本一本釣り上げます。巨大な網で魚を一網打尽にする大型船による漁法のように、かつおをはじめとする大切な海の資源を獲り尽くすことがありません。また、釣り上げたかつお同士がぶつかって傷つくこともなく、身の質や鮮度がしっかりと保たれます。

炭火で豪快に炙り、旨みを閉じ込める！
枕崎市漁協では、漁獲から水揚げ、加工まで一貫生産しています。釣り上げたかつおは船上で急速凍結。冷凍のまま成形し、約1000℃の強力な炭火で表面だけを一気に焼き上げて、旨みをぎゅっと閉じ込めます。その後、パック詰めをして再び急速凍結。その間、一度も解凍されずに私たちの元に届きます。
一本釣り専用船の減少に加え、１隻当たりの漁獲量も減少するなど、かつお漁を取り巻く状況が厳しさを増すなか、生活クラブの組合員においしい「かつお炭火焼たたき」を味わってほしいとの想いで、つくり続けている逸品です。
食べるときは、包材の表示通りに半解凍にしてください。完全に解凍するよりも切りやすくなります。好みの厚さに切って、香味野菜などと合わせて存分に味わってみてください。
 

　生産者から　

枕崎市漁協総合加工場
次長兼営業課長 安藤 昭人さん
 

脂肪の少ないかつおは油分を少々足してもおいしいですよ。
おすすめはごま油＋真塩やマヨネーズ＋醤油です。
サラダ仕立てにしてもよいですね。

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